やまがた里山養蚕染織研究所

2018/6/18 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 初夏の工房から

山形はサクランボの最盛期に入ってきました。
こんにちは、染織工芸です。
 
工房はサツキやバラが見頃を迎えています。
 
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先日、庭多泉で行われた 貝紫と工房のキモノ へのご来場、ありがとうございました。
 
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コースター作り体験も楽しんでいただけたでしょうか?
 
 
工房では今年も藍やコブナグサがぐんぐん育っています。
 
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そんな工房で育てた染料をふんだんに使った着物が掲載されています、
「美しいキモノ」夏号、是非ご覧ください。
 
藍と柿渋で染めたシックな縞の紬と、コブナグサの黄色が華やかな貝紫の模様の紬です。
帯のガラの差し色もご注目いただきたいポイントです。
(p.118~119掲載)
 
秋号・冬号でも工房の着物が掲載される予定です。
どうぞご期待ください!
 
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染織工芸

2017/12/13 | やまがた里山養蚕染織研究所 | しんしんと始まる、白い季節  染織工芸

 

 師走の風は、山形の天気をころころと変えていきます。

 

 

 鉛色の空が続いていたら、青空に色を変え、

 

 貴重なお日様が顔を出したかと思ったら、

 

 屋根をたたく、あられの音。

 

 

 そして気がつけば、真っ白に染まった景色。

 

 

 

 

 季節の流れの早さを感じながら、

 

 一年の思い出をゆっくり振り返っています。

 

 

 

 

 工房の裏庭で、色たちが賑やかにしていた秋の風景も

 

 しんしんと白い世界に変化しました。

 

 

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 これからが冬本番! つもって、つもって、、、

 

 

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 雪をはらうと、キラキラと光るナンテンの赤い実!

 

 

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 他の季節に比べて、色を感じることが少なくなりますが

 

 所々に隠された色をさがす楽しみも、山形の冬ならでは。

 

 

 

 楽しくも厳しい冬の寒さは始まったばかり。

 

 

 桜の葉で染めた糸と一緒に

 

 あたたかい春の訪れを待ちたいと思います。

 

 

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2017/11/14 | やまがた里山養蚕染織研究所 | フォトジェニックな冬の気配in白鷹

11月7日に立冬を迎え、昼間の日差しも、冬の儚い光に変わってきました。

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立冬を迎えると、白鷹では紅葉がその彩りを深めます。

養蚕所から見える、見事に色づいた、朝日連峰・飯豊連峰。

奥に見える大朝日岳に、真っ白な冠雪が見えると、冬が来る合図です。

 

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ひときわ寒さの凍みた先日、初氷が張りました!

いよいよ、長い冬の始まりを感じます。

 

 

 

・・・そして、山形の冬と言えばこれ!

 

研究所のお蔵の前に、干し柿を吊るしました!

この柿は、養蚕所内の柿の木から収穫したものです。

 

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寒さの増す白鷹町ですが、陽の出る日も多く、

柔らかな冬の日差しの中で、ゆっくりゆっくり甘くなっていきます。

 

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自然の中で、時間をかけて味わいを深めていく干し柿。

高級なスイーツにも負けない、冬のおやつです!

 

養蚕や、草木染、手織りも同じく。

自然の恵みから、時間をかけて生まれるものを、大切にして行きたいですね。

 

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自然の美には、自然の素材が良く似合う!

研究所の木造の建物と、紅葉の相性は抜群です。

窓に写り込む紅葉、地面に絨毯のように振る紅葉・・・

 

研究所は、フォトジェニックな冬の気配で溢れています!

 

2017/9/29 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 収穫の秋。晩秋繭。

※この記事には、少しお蚕様の写真が含まれています。苦手な方はご注意ください。

 

「寒い!」という声が聞こえてくるようになった今日この頃。

白鷹町では、秋の風景が日に日に増えていきます。

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養蚕所では、

晩秋繭の収穫が無事に終わりました!

 

今年は、残暑が無く、潔く秋になった気がします。

桑の葉は、寒いと硬くなりやすく、

また雨の日も多くて

病気の不安も強かった今回ですが、、、

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お蚕さま、無事に繭をつくりはじめ、ほっとしました。

 

 

秋の陽を受けながら、

しっかりと締まった良い繭になりました。

 

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毛羽を取り、綺麗にする前の、繭です。

 

繭のまわりのフワフワした毛羽は、お蚕さまが足場のために

最初に吐いた糸です。

「獲れたての繭!」という感じで、なんだか愛おしく感じます。

 

この毛羽は、「マユクリン」という機械を使い、綺麗にします。

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毛羽が剝かれ、艶つやの繭が、次々と出来ていきます。

今までの疲れがふっとぶ、至福の時です!

 

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澄んだ秋の陽のような、良い繭になりました。

素敵な着物になりますように、願いを込めて、出荷です!

 

白鷹担当

 

 

 

 

 

 

 

2017/9/18 | やまがた里山養蚕染織研究所 | お蚕様の、ご先祖様。

※この記事には、お蚕さまの写真が含まれています。苦手な方は、ご注意ください。

 

台風が通り過ぎた白鷹では、大きな虹が掛かりました。

うっすらと霞む山々に重なって、とても神々しい一瞬の景色でした。

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秋も次第に深まってきた今日この頃。

今年は残暑が少なく、気温がなかなか上がらなかったので、お蚕さまの桑を食べるペースもゆっくり。。

それでも、ゆっくりゆっくり、順調に大きくなりました。

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背中の脈が、トクトクと波打つのが見えるようになりました。

糸を引きはじめるまで、あと一息です。

 

 

・・・ところで、突然ですが、お蚕さまの、先祖をご存知ですか??

 

この時期、桑取りをすると、桑に紛れ込んだその姿を見ることができます。

それが、こちら!

 

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「クワゴ」という、ヤママユガの一種です。

白鷹の方では、「山御蚕(やまおこ)」と呼んでいる方も居ます。

 

頭部の目玉模様、背中の勾玉模様と、お蚕さまと同じような模様ですが、

真っ白なお蚕さまと違い、木の枝のような茶色をしています。

 

また、お蚕さまと違い、人の手を嫌がり、ちょっと目を離すと、あっと言う間に逃げてしまいます。

 

 

 

 

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左が、お蚕さま(家蚕・かさん)の繭、右が、クワコ(野蚕・やさん)の繭です。

まず、色合い、糸の総量がまったく違うことが分かります!

 

触ってみても、お蚕さまの繭はさらさらと優しい手触り、

クワコの繭は、少し硬く、カリカリとしています。

 

お蚕さまの歴史は、紀元前数千年も前の中国から始まったと言われています。

何千年もの時を重ねて、人の手の中で、優しく美しい糸をたくさん造るよう、

姿を変えてきたお蚕さま。

 

じっと繭を見比べると、なんだか、壮大な時間と歴史が、目の前にあるように感じます。

 

お蚕さまの歴史に思いを馳せながら、

 

今年最後の繭ができるまで、もうひと頑張りです!

 

 

 

 

 

 

 

 

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