やまがた里山養蚕染織研究所

2011/4/19 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 紅花染め

山形といえば紅花染めですが大きく2種類の色に染まります。

紅花の黄色は本当に鮮やかです。

夏の日差しをいっぱい浴びて、太陽の元気をいっぱい受けた

力強い明るい色です。

紅花のピンクは本当に鮮やかで、草木染なのにこの迫力!というくらい発色がいいです。

こちらも夏の元気を形にしたような美しい色合い。

その染料はこのように作られています。

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じっくりと色素を水に抽出して染料を作り、その液で絹糸を染めていきます。

 

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乾かしていくうちに色味が少し落ち着きます。

出来上がった糸は・・・

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こんなに綺麗に染まりました。

このピンクもこの黄色も

科学染料では出せない上品な鮮やかさです。

 この糸で織り上げた着物がこちら。

 長い時間とをかけてやっと形になりました。

 太陽の光で上品に華やかに着て頂く人を輝かせてくれます。

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2011/4/18 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 桜の葉染め

桜の葉染めは、秋口に桜の葉っぱが綺麗に紅葉したころに綺麗な色の葉っぱを拾うところから始まります。

去年の秋、山形の桜で有名な霞城公園に行ってまいりました。

この落ち葉の中から、赤くて、綺麗な葉っぱだけを選ぶんです。

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 採取した綺麗な赤い葉っぱを水につけます。

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こうやって重石をして、3ヶ月ほど置くんです。染液作りのはじまりです。

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そして・・・3ヵ月後

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こんなに色が出ています。

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この染料でいよいよ絹糸を染めていきます。

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糸を媒染液につけて

いよいよ染めます!

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染め上がりはこんな感じに☆落ち着いていてシックで深い色。

薄い色も非常に綺麗に染め上がりました。

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2011/1/15 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 工房便り1月 山形の冬景色 干し柿とつらら

huyugesiki.jpg山形は冬真っ盛り。

染織工芸も雪が積もっています。

ぶら下げている干し柿もとっても寒そう。

でもこの寒さが干し柿を美味しくしてくれるかもしれませんね。

みなさんつらら最近見なくなった〜という方も多いのではないでしょうか?

山形では、まだまだこんな景色が見られます。屋根の雪がゆっくり落ちて、つららを作っています。

寒い寒い静かな冬。

山形の冬景色

染織工芸の冬景色でした。

 

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2011/1/ 5 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 工房便り 1月 兎のお正月和小物と繭のだんご木

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sinshun2.jpgあけましておめでとうございます。

染織工芸のお正月はこんな感じでした。

かわいい兎ちゃんは手作りです。兎と和は本当に相性がいいですよね。

真っ赤な古布は兎の白と合わさって、とってもめでたい感じですね。

染織工芸の扉を開けると、いつも

田舎のおばあちゃんちのような懐かしさがこみ上げます。

しかし、和のキーワードでまとまっている和小物、織機、染めた糸全てが共鳴して本当に素敵な空間を作り出しているんです。

このだんご木は、繭をだんごにみたてています。古布で作ったお花も可愛い。鯛や兎もしっくりはまっていますね。

 

みなさんも機会があれば1度寄ってみて下さい。なんだかこころがほっとするそんな場所でとみひろの山形紬は作られています。

今年もよろしくお願いします。

2010/12/15 | やまがた里山養蚕染織研究所 | 工房便り12月 茜と胡桃の染色

someito1.jpg師走ですね。

寒さも一段と厳しくなってまいりました。

上の写真の糸はグレーぽいのは胡桃で染めた糸で、赤っぽいのは茜で染めた糸です。

奥の淡いベージュのものも胡桃で染めていますが、媒染の仕方が違うんです。

染め上がった糸を見るのは本当に楽しみです。

自然の恵みの自然の色は、ずっと見ていても人を疲れさせません。

soukoutoosi2.jpgこちらの写真は

織り始める前に、千本以上の糸を一本ずつ綜絖の穴に通していきます綜絖通しという作業 の途中です。

綜絖とはこの縦に伸びる針金のようなものですが、そこに1本1本糸を通していくのが綜絖通しです。

非常に細かい作業ですし、間違えたらそれはいわゆるB反になってしまうわけですので神経を使う作業です。

何年も織り続けている伊藤さんはたいしたことないって顔でお話してくれましたが、長年の経験ありきの余裕ですね。
soukoutoosi1.jpgのサムネール画像

紬って1つ1つに時間と手間がかかっています。

だからこそあんなに美しい紬が出来上がるんですね。

愛情をいっぱい受けて出来上がった反物は、着た時もやわらかく、温かく包み込んでくれるものではないでしょうか?本当に手仕事って凄いです。

 

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