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大峯山修行に行ってきました。

社長ブログ

shacho1.jpg今年の祇園祭で、正行事を務めることになり、5月はお払いを、そして6月は正行事としての禊として世界遺産にも登録された大峯山で日本で一番厳しいとされる登山修行に参加してきました。大峯山は奈良県と和歌山県の境に聳える1,719mの山で、別名shacho2-2.jpg山上ケ岳と呼ぶ修験者の山であり、今でも女人禁制が守られている山であります。洞辻茶屋の出口に建立された不動明王に一同、般若心経を唱え、登山の無事を祈願すると、いよいよ厳しい山岳の修行登山が始まるのです。

しばらく険しい山道を登ると、いよいよ、第一の難所「鐘賭け岩」の岩をよじ登る難所があります。間違えたら転落する危険な場所。恐る恐る一歩

shacho2.jpg一歩登りました

第2の難所「西の覗き」の行場が見えてきます。修行として、高さが1,000m以上もある崖から谷底を覗くのです。ロープ1本だけ体に巻きつけ、上半身を崖の下に乗り出す。「下、下を見ろ!観音様が見えるか!」と案内人の山伏が声を上げる瞬間、支えていた足を緩め、ズズズっと体が崖のほうに落ちていく。死と直面しながら山伏からは「奥さんを大事にするか?」などと質問が飛ぶ。「はい!」と答えても上まで声を届かない。「聞こえないぞ!」とロープをまた緩められ、また谷底の方へ体が落ちる。「奥さんを大事にするか?」の質問に死物狂いで「はい!!!!」と大きな声を出す。するとやっとのことで体を戻すことが許された。

やっと終わったと安堵すると、案内人の山伏から5人だけ、裏行場に行くと告げられ、他の修行者とは別ルートで裏行場へ向かうことになったのです。わけも分からずたどり着いたのは、第3の難所、裏行場で誰もが一番の恐怖を感じる平等岩のとっかかりで、ここは岩にしがみついて岩を廻るのですが、背中を千尋の谷に晒しながらの移動でロープも鎖もありませんので、の介錯がなければ危なくて行けません。山伏からは、「この行場は本当に落ちれば即死です。ご自分の意志でやるか、やらないかご決断下さい。」とのこと。一気に緊張が走ると、畳み掛けるように「もし、落ちてお亡くなりになったとしても、宗教上のことですので、新聞には載りません」というのです。山伏と1人目が、見本を見せながら進む。2人目、3人目、4人目は次々に腰を抜かしリタイヤ。5人目の僕には、山伏が「今年正行事の冨田さん!」と呼びつける。やらざる終えない状況と、思い浮かぶ家族や社員の顔。勇気を出して岩に手を掛け、足を伸ばして僅かな岩の掛かりに重心を移しながら、身を這わせよじ登るのです。眼下は1700mの谷底。下は見ない、見ると足が震える。山伏が上でアドバイスしてくれる。一歩でも間違えたら死んでしまうと必死に進む。一歩進むごとに、何のためにこんなに厳しいことをしているのか?という自問自答が続いた。

やっとのことで頂上にたどりshacho3.jpg着いた。

帰り道で溢れてきたのは安堵感と自分は「生かされているんだ」という重く、確かな実感。

大変厳しい修行ではあったが、やってよかった!昔から、生きながらに生まれ変わる方法として行われてきな大峯山の修行。1300年の歴史の重みを感じました。

厳しい道ほど、得る事は大きい!

貴重な一日を過しました。

 

冨田より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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